SUVモデルチェンジはいつ?各メーカーのモデルチェンジの特徴について解説!
SUVは国内にとどまらず、今や世界的な人気を誇るボディタイプのひとつです。これだけSUVに注目が集まっている理由は、多様性にあります。SUVのタイプは、山道や雪道といった悪路の走行に強いオフロードタイプだけではありません。
時代の流れとともにSUVのタイプは進化し、コンパクトタイプや都市型SUVといわれるタイプも登場しています。SUV好きの人の中には、現行型からモデルチェンジする時期が気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、SUVのモデルチェンジ情報や現行型を中古で手に入れる方法を紹介していきます。新たなモデルが登場すれば現行型の相場は落ちる傾向にあるため、時期を把握すれば現行型をお得に手に入れられるでしょう。
※目次※
・SUVのモデルチェンジは車種やメーカーによって異なる!車種によっては約11年間モデルチェンジが実施されていないケースも!
・SUVの現行車種の購入を検討しているなら、マイナーチェンジやフルモデルチェンジといったモデルチェンジ前が狙い目!
・中古車の購入を検討しているなら、信頼性が高く取引実績が豊富な販売店を選ぶことが大切!
SUVのモデルチェンジはいつ?
2021年に入ってからは、ホンダのヴェゼルやトヨタのランドクルーザーなど、人気と歴史のあるSUVのモデルチェンジがありました。SUVは、通勤やショッピングといった日常生活からアウトドアまで幅広い使い方ができることが魅力です。
ここでは、人気SUV8車種の特徴やモデルチェンジ情報を紹介していきます。現行型の中古車相場もあわせて紹介しているので、これからSUVの購入を検討している人は必見です。
トヨタ・ハリアー
大手自動車メーカートヨタが販売しているハリアーは、高級クロスオーバーSUVとして人気車種のひとつです。1997年に初代が登場して以降は、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを何度が繰り返しています。
2020年6月には7年ぶりにフルモデルチェンジし、4代目が発売されたばかりです。4代目は、人気の高い都市型SUVに高級感や上質感をアップしたデザインに仕上がっています。
旧モデルで標準装備されていた衝突安全機能の他に、ロードサインアシストやパーキングサポートブレーキといった予防安全機能が追加され、安全性能が充実しました。
現行車種はグレードによって異なりますが、新車価格は299万円~504万円です。ネクステージで販売している中古車価格は、先代も含めて245万9,000円~459万9,000円です。(2021年8月現在)
(参考:『トヨタ・ハリアー』)
トヨタ・ランドクルーザープラド
ハリアーと同じくトヨタが販売しているランドクルーザープラドは、1990年の発売以降長きにわたって人気を誇る大型SUVです。ランドクルーザーシリーズの中では重量が重いものの、e燃費アワード2019-2020ではカタログ燃費達成率部門の第1位(ディーゼル部門)に輝いています。
マイナーチェンジやフルモデルチェンジを何度が繰り返し、現行車種は4代目です。これまでは6年~7年のペースでフルモデルチェンジしていましたが、4代目の発売からすでに11年程度経過しています。そのため、2021年にマイナーチェンジされるのではないかと予想されています。ランドクルーザーは2021年に新型が発売したので、ランドクルーザープラドも近いタイミングでフルモデルチェンジがあるかもしれません。
現行車種はグレードによって異なりますが、新車価格は366万6,000円~554万3,000円です。ネクステージで販売している中古車価格は、309万9,000円~519万9,000円です。中古車の場合は、純正オプションなどが充実している場合あり、そういった車は新車に比べてお得感が高くなります。(2021年8月現在)
(参考:『トヨタ・ランドクルーザープラド』)
トヨタ・RAV4
RAV4は、ハリアーやランドクルーザープラドと同じくトヨタで販売されているクロスオーバーSUVです。1994年に初代が発売された当初はコンパクトサイズでしたが、4代目から大幅にサイズアップしていることが特徴です。
現行車種の5代目は2019年に発売され、2019年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。2020年6月にはプラグインハイブリッドモデルが発売されています。
RAV4は世界でも人気が高く、5代目も海外仕様がアメリカで先行販売されています。このような状況から、近々ツートンカラーのデザインの追加やパノラミックビューモニター搭載といった海外仕様を取り入れたマイナーチェンジが予想されています。
現行車種はグレードによって異なりますが、新車価格は274万3,000円~402万9,000円です。ネクステージの中古車価格は、249万9,000円~395万9,000円です。(2021年8月現在)
(参考:『トヨタ・RAV4』)
ホンダ・ヴェゼル
ホンダで販売されているヴェゼルは、近年人気の高いコンパクトタイプのSUVです。ホンダのコンパクトカーとして代表的なフィットをベースに開発され、使いやすさや燃費性能といったさまざまな価値が融合されていることが特徴です。
2013年に発売されて以降は1度マイナーチェンジされたものの、フルモデルチェンジを行っていませんでしたが、ついに2021年4月23日に新型ヴェゼルがデビューしました。新型ヴェゼルは、スタイリングは先代のコンセプトを引き継ぎながら、全体的にSUVテイストを強めた印象です。
また、パワートレーンもホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」がメインになり、ガソリンエンジンはGグレードのみとなります。その人気は凄まじく、発売1か月で3万2000台以上の受注があったと、ホンダが発表しました。
そんな新型ヴェゼルの新車価格は、ガソリンエンジン車のGグレードが227万9,200円~、e:HEV搭載車が265万8,700円~となっています。
ネクステージの中古車価格は、先代も含めると169万9,000円~329万9,000円です。(2021年8月現在)このタイミングで先代モデルをお得に買うというのもありでしょう。また、新型ヴェゼルは納車までに時間がかかりますが、ネクステージなら在庫車があるので、すぐに納車可能です。
(参考:『ホンダ・ヴェゼル』)
日産・エクストレイル
日産で販売されているエクストレイルは、ミドルサイズのSUVです。全車種に汚れに強い防水シートが標準装備されており、後部座席とラゲッジルームのスペースが広いことが特徴です。
4WDの場合、雪道や砂利道といったオフロードでの走破性を高めるロックモードが設定されています。5人乗りだけでなく、ミドルサイズのSUVでは希少な7人乗りも選べるため、家族や仲間同士でのドライブにも最適です。
2000年に初代が発売されて以降、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを何度が繰り返し、現行車種は3代目です。2020年6月にはアメリカで新型エクストレイルが発表されたため、近々日本でのモデルチェンジが予想されています。2021年8月時点の情報では、2022年そうそうに国内デビュー予定となっています。
現行車種はグレードによって異なりますが、新車価格は248万2,700円~です。ネクステージの中古車価格は、179万9,000円~299万9,000円となっています。(2021年8月現在)モデル末期ということもあり、値段も落ち着いているので買い時と言えるでしょう。
(参考:『日産・エクストレイル』)
スバル・レガシィアウトバック
スバルで販売されているレガシィアウトバックは、レガシィツーリングワゴンをベースにしたクロスオーバーSUVです。1995年に初代が発売されて以降、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを何度が繰り返し、現行車種は5代目です。
人気が高いレガシィの派生車種として登場し、オフロードだけでなく街乗りにも適しています。4WDの場合、燃費は14.6km/Lですが、レギュラーガソリンなのでランニングコストを抑えることができます。
すでに現行モデルの販売は終了しており、2021年秋に新型のデビューとなっています。スバルの公式サイトでも新型レガシィアウトバックの情報が公開されているので、気になる方はぜひご確認ください。
そのため、レガシィアウトバックに関しては、すでに新車での購入が難しい状態になっており、店頭在庫があればよいですが、基本的には中古車購入がメインとなります。ネクステージの中古車価格は、306万8,000円~339万9,000円です。(2021年8月現在)
(参考:『スバル・レガシィアウトバック』)
レクサス・NX
トヨタのプレミアムブランドとして展開しているレクサスでは、コンパクトタイプのクロスオーバーSUVであるNXを販売しています。2014年に発売されて以降、何度かマイナーチェンジを繰り返しているものの、現行車種は初代のままです。
すでに現行モデルの販売は終了しており、2021年8月19日から新型レクサスNXの先行受注が開始になっています。
NXはレクサス初のコンパクトタイプのクロスオーバーSUVとして登場しており、走行性能の高さと力強さを併せ持っていることがコンセプトです。存在感を示すエクステリアに加えて、プレミアムブランドにふさわしい高級感あるインテリアが魅力のひとつとなっています。
そのため、現行モデルに関しては新車購入ができないため、中古車しか選択肢がありません。ネクステージの中古車価格は、409万9,000円~489万9,000円です。(2021年8月現在)
(参考:『レクサス・NX』)
マツダ・CX-30
マツダで販売されているCX-30は、新世代クロスオーバーSUVです。2019年に発売されて以降はまだマイナーチェンジされておらず、現行車種は初代のままです。直近では、2021年4月に一部改良が実施され、e-SKYACTIVE X搭載車の排出ガス性能向上と燃費改善が行われています。そのほか、全グレードを大賞にフロントおよびリヤダンパーの特性が見直されました。
エクステリアはマツダ独自の魂動デザインが採用されており、無駄を省きながらも力強いフォルムとブラックアウトしたボディ下部のコントラストが目を引きます。全高が1,540mmで、1,550mm以下の基準が多い立体駐車場にも収まるサイズに設計されていることが特徴です。
現行車種はグレードによって異なりますが、239万2,500円からと比較的手頃な価格設定になっています。ネクステージの中古車価格は、218万9,000円~269万9,000円です(2021年8月現在)
(参考:『マツダ・CX-30』)
モデルチェンジ前の車はお得!
これから現行車種の購入を検討している場合、マイナーチェンジやフルモデルチェンジといったモデルチェンジ前の車種はお得に購入できます。なぜなら、少なからず性能や装備が充実するため、モデルチェンジ後の車種へのニーズが高まり旧型の相場が落ちるからです。相場が落ちるその他の理由には、次のような理由が考えられます。
・ディーラーの店舗で展示されていたモデルチェンジ前の車や試乗車が中古市場に出回る
・新モデルの買い替えによって中古車の流通量が増加する
・レンタカー業界で新モデルへの入れ替えが実施される
モデルチェンジのタイミングが公表されている場合は、中古車市場を中心に入れ替えの動きが活発化します。そのため、新しい性能や装備にこだわらない場合は、モデルチェンジ前の車種を狙うとお得に購入できます。
失敗しない中古車の選び方
モデルチェンジのタイミングがわかっている場合、その前後に中古車市場で多くの現行車種が流通する可能性が大です。しかし、中古車は新車と異なり全ての部品が新しくないため、購入後にすぐ故障してしまうといったリスクが懸念されます。
また、中古車販売店によってアフターサービスの範囲が異なるため、万が一のときに備えてきちんと確認しておくことが大切です。中古車の購入で失敗しないためには、次のような6つのポイントを押さえましょう。
車の傷や部品について確認する
中古車を購入するときには、車体の傷や部品についてきちんと確認することが大切です。新車を購入する場合、大きな傷はおろか小さな傷すらないのが一般的です。しかし、中古車の場合はすでに他の人が使っていたり展示されていたりするため、傷がついていることも少なくありません。
多くの中古車販売店はインターネットに画像を掲載していますが、実際に自分の目で確認しないと分からない傷が付いていることもあります。また、実際に走行する前に交換するべき部品がある可能性もあるため、気に入った車種がある場合は販売店のスタッフに確認しておくとよいでしょう。
諸費用含めてどれくらいかかるか確認する
中古車の場合は、購入時のタイミングや車の状態によっては車体価格以外の費用が必要になることもあります。なぜなら、購入時のタイミングで車検切れになっている場合や部品の交換が必要なケースがあるからです。
販売店で見積書を提示されたときには、車体価格だけでなく諸費用を含めてどのくらいの金額がかかるか確認しておくようにしましょう。また、オプションや保証サービスによっても費用が変動するため、総額を把握することが大切です。
整備記録簿を確認する
中古車を購入する時には、整備記録簿の確認を忘れないようにしましょう。整備記録簿とは、これまでに受けた点検の時期や内容が記載された書類のことです。前の所有者が車を丁寧に取り扱っていない場合、きちんとメンテナンスを受けておらず、故障の原因につながるリスクが高まります。
その一方で、整備記録簿からきちんとメンテナンスを受けている車だということが分かれば、故障のリスクが軽減されます。未発効や紛失といったケースも考えられますが、整備記録簿を確認することで安心感を得られます。
保証が付くか確認する
中古車を購入する時には、保証やアフターサービスが付くかどうかをきちんと確認することが大切です。ほとんどの販売店では保証サービスを提供しているものの、保証の範囲や料金の有無はさまざまです。
また、予算を大幅にオーバーしないためにも、車体価格と諸費用の他に保証サービスの料金が総額でどのくらいかかるか販売店のスタッフに聞いておきましょう。購入後に故障した場合でも保証範囲に含まれていなければ費用がかかるため、中古車の場合は特に確認しておくことをおすすめします。
試乗して確認する
新車を購入するときにも、試乗して乗り心地を確認する人が多いのではないでしょうか。中古車の場合は、試乗しておくことが特に大切です。エクステリアやインテリアといった視覚の部分では分からなくても、実際に乗ってみると思ったよりも視野が合わない、ブレーキの踏み心地が悪いなどの症状があるからです。
安全に走行するためには、車自体のコンディションはもちろんのこと、ドライバーにとって運転しやすいことが重要です。違和感を抱いたまま乗り続けていると事故に繋がる可能性もあるため、中古車を購入する時には必ず試乗するようにしましょう。
きちんとギアが入るか確認する
中古車を購入するときには、きちんとギアが入るかどうか確認することが大切です。なぜなら、ギアの入りが悪いと故障や事故といったトラブルに繋がる可能性が高いからです。たとえば、マニュアル車でギアの切り替えに違和感があったりスムーズでなかったりする場合は、購入を諦めた方がよいでしょう。
オートマ車では切り替え時のショックが大きい場合、別の車を検討することを視野に入れましょう。試乗時にギアの違和感に気づいた場合、安全性に問題がないか販売店のスタッフに確認してみるのも手段のひとつです。
信頼できる中古車販売店を選ぶことが大切!
中古車を購入するときには、信頼できる販売店を選ぶことが大切です。しかし、中古車の販売店は多いため、何を基準に選べば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。販売店を選ぶ時には、主に次のふたつのことを基準にすると良いでしょう。
・疑問や質問にきちんと対応してくれる
・見積書に不明瞭な項目がないか
疑問や質問にきちんと対応してくれる場合は、信頼性が高いと言えます。また、見積書に不明瞭な項目がある場合は、諸費用を上乗せされている可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
中古車を購入する時には、信頼できることに加えて取引実績が豊富な販売店を選ぶことが大切です。
中古車販売店のネクステージは、大手業者国家資格を所有した整備士が丁寧にメンテナンスを実施しています。年間販売台数7万台以上の実績があり、2万台以上の在庫を取りそろえているので、お気軽にご相談ください。
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