カローラアクシオの内装が持つ魅力は?収納や荷室の特徴も解説
トヨタ カローラは、1966年誕生以来、世界中で愛され続けてきたロングセラーモデルです。時代やライフスタイルが変化するにつれ、自動車に対するニーズも変化してきました。トヨタは、さまざまなニーズに対応するべく、バラエティー豊かなカローラシリーズを展開しています。
そのひとつであるカローラアクシオは、どのような車でしょうか。この記事では、カローラアクシオの内装に的を絞って魅力に迫ります。車選びの参考情報にしてください。
※目次※
・自家用だけでなくビジネス向けとしても活躍しているカローラアクシオの内装は、視界性がよく運転しやすさにこだわったつくり
・カローラアクシオの魅力は、ゆとりのある荷室空間と豊富な収納スペース
・ボディタイプ/内装/外装など、さまざまな違いがあるカローラシリーズをネクステージで比較してみよう
モダンさを感じる内装のカローラアクシオ
カローラシリーズの中でもビジネスシーンで用いられる機会が多いのは、コンパクトボディなセダンタイプのカローラアクシオです。
個性豊かなカローラシリーズの中で、どのような特徴を持っているのでしょうか。この記事では、カローラアクシオの内装に焦点を置いて調べてみましょう。まず、概要を解説します。
(参考:『カローラアクシオ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2006年にサブネームが付いたカローラのセダン
カローラアクシオが誕生したのは、カローラのフルモデルチェンジを実施した2006年10月です。カローラの通算10代目となるモデルで、海外向けとは区別する国内向けセダンとして「アクシオ」のサブネームが付きました。
外装は、先代モデルのボディデザインをオマージュしたなじみのあるデザインです。ガソリンモデルとハイブリッドモデルをラインアップし、走行性能と燃費性能の両立が実現しています。
内装は、モダンかつ洗練された雰囲気を醸し出すつくりです。自家用車としてはもちろん、ビジネスカー・法人車両としての役割を果たすのに向いている車として高く評価されています。
2012年に2代目へモデルチェンジ
カローラアクシオは、2012年5月にモデルチェンジされ、現行モデルの2代目となりました。「大人4人が安心・安全・快適に長距離を移動できるミニマムサイズのコンパクトカー」を開発テーマとし、国内向けの最適な車に仕上げています。5ナンバーサイズで、乗車定員は5名です。
ホイールベースはそのままに、全長や最小回転半径を短縮するなど、工夫が施されています。オーソドックスで実用的な機能を搭載した運転席をはじめ、余裕のある広さが内装の魅力です。
2022年の一部改良でより充実した内装へ
2022年8月には、一部仕様変更が行われました。例えば、トヨタ初としてマニュアルエアコンにナノイーを搭載しています。他にも、パーキングブレーキレバー横トレイのようにスマートフォンを置けるスペースや充電用USB端子(Type-C)は、全車標準装備です。
また、堅牢かつ上質なモダンさを表現したシート表皮も内装の魅力となっています。さらに機能的で居心地の良い充実した内装へと進化しました。
カローラアクシオの内装デザイン
カローラアクシオは、大きな安心感と快適さを追求して内装が設計されています。仕事中でもオフの日でもくつろげる時間を過ごせるよう、モダンでシックなインテリアです。
具体的には、どのような特徴があるのでしょうか。現行モデルのインパネ周りデザインやインテリアカラーをチェックしてみましょう。
インパネ周りのデザイン
近年、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出すために、加飾などにこだわった車が増えてきました。カローラアクシオは、その流れとは異なり、シンプルかつ実用的な内装にこだわっています。
例えば、チルト&テレスコピックステアリング・プッシュボタンスタートシステム+スマートキー・ラゲージドアオープナーなどです。ハイブリッドモデルには、DISPステアリングスイッチやTFTマルチインフォメーション・ディスプレイ付きの2眼メーターが標準搭載されています。
インテリアカラー
カローラアクシオの内装はブラック基調で、ファブリックシート表皮やセンターコンソールサイドなどがブラックで統一されています。全体的にまとまった印象です。センタークラスターサイドには、艶感のあるピアノブラック加飾を採用しています。
パーキングブレーキボタンに施されているシルバー加飾は、アクセントです。ハイブリッドモデルのステアリングホイールは、高輝度シルバー塗装で高級感が感じられます。
カローラアクシオの収納設備や荷室空間
カローラアクシオの内装で魅力的なのは、考えられた収納設備や広々とした荷室空間です。ビジネスシーンで活躍している理由のひとつとなっています。
自分の用途や使用状況を想像しながら、収納設備の種類や荷室空間のサイズを把握しておきましょう。
充実した収納設備
カローラアクシオの収納設備は、普段よく使う物を効率的に無駄なく置けるような工夫が感じられます。収納スペースの形状やサイズなど、考え抜かれた設計です。
例えば、助手席側の大型アッパーボックス&グローブボックスやパーキングブレーキレバー横トレイ&アクセサリーソケット(DC12V・120W)などがあります。
また、フロントカップホルダー&フロントコンソールポケットやドアポケット&ボトルホルダーも、ちょっとした物をすぐに置けるため便利です。
荷室空間が広々
カローラアクシオは、5ナンバーサイズでコンパクトボディながらもゆとりのある荷室空間を確保しています。VDA法測定値による荷室容量は461Lです。
この荷室容量は、ステーションワゴンタイプのカローラフィールダー(通常時)よりも大きく、ゆとりがあります。例えば、9.5インチ×46インチのゴルフバッグであれば4個収納可能なスペースです。
カローラアクシオと他のカローラシリーズとの内装の違い
2023年現在カローラシリーズには、カローラアクシオの他、カローラ・カローラクロス・カローラツーリング・カローラスポーツ・カローラフィールダーがあります。
人それぞれ生活環境や好みによりニーズが異なるのは自然なことで、トヨタ カローラシリーズは可能な限り幅広い層への対応を目指してきました。
車種ごとに内装面での違いを解説します。
カローラ
カローラは「人中心」を進化のテーマとし、トヨタを代表するロングセラーモデルとしての地位を確立してきました。「毎日をスマートに彩るセダン」として開発されています。
現行モデルのカローラは、スポーティーな要素を取り入れた洗練さと上質感のある内装です。視界性の良さを確保し、長距離ドライブや狭い道での走行などでも軽快に運転できるよう工夫が施されています。
(参考:『カローラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラクロス
カローラクロスは、都会的な街並みにもマッチする躍動感あふれる外装のSUVです。力強さの中に上質さをプラスし、カジュアルさもミックスした、幅広い層に好かれるSUVモデルに仕上げられています。
内装は、開放的かつ居心地の良さを重視した設計です。荷室空間は大容量の487Lで、アウトドアやショッピング時にも活躍します。座り心地にこだわったシートやゆとりのある空間でロングドライブでも快適です。
(参考:『カローラクロス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラツーリング
ステーションワゴンタイプのカローラツーリングは、スポーティーかつエモーショナルを追求して開発されました。つい出かけたくなるアクティブスタイルです。多彩なシートアレンジにより、荷室空間を荷物に合わせてフレキシブルに変えられます。
どのシートに座っても見晴らしの良さを確保しており、開放的な空間で心地良いドライブを楽しむことが可能です。
(参考:『カローラツーリング(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラスポーツ
走りを楽しむことが好きな人の心を魅了しているのは、スポーツハッチバックスタイルのカローラスポーツです。アグレッシブかつスタイリッシュな外装デザインは、コンパクトサイズながらも圧倒的な存在感を醸し出しています。
良好な視界を確保した内装は、大人の感性に響く高いデザイン性で、細部までこだわりが感じられる室内空間です。最適なドライビングポジションを確保できるコックピットゆえに、運転疲れを軽減できます。
(参考:『カローラスポーツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラフィールダー
ワゴンタイプのカローラフィールダーは、ワイド&ローの低重心フォルムです。コンセプトが同じカローラアクシオと同時期にフルモデルチェンジを施しています。
国内での自動車市場環境にベストフィットするコンパクトカーとして開発されました。カローラアクシオ同様、機能性を重視した内装はビジネスシーンでのニーズにも対応しています。シートアレンジにより大容量荷室空間を確保可能です。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでカローラシリーズの中古車を探してみよう
どのような場面で使用するかや好みのデザインはどれかにより、カローラシリーズの車種を選んでみましょう。
モデルチェンジごとにデザインや装備内容が異なります。中古車であれば、現行モデルだけでなく生産終了モデルも選択肢に入れることが可能です。中古車購入の際は、ネクステージをぜひご利用ください。
全国展開している店舗展開と豊富な在庫
ネクステージの強みは、豊富な品ぞろえです。全国に200以上展開している店舗には、総在庫台数3万台を誇る中古車があります。「たくさんの中から自分にぴったりの一台を選びたい」という要望に応えるべく、どこにも負けないラインアップが魅力的です。
また、ネクステージはWeb検索ページ上で全国の在庫を対象に、自分好みの車を探せます。気になる車は最寄りの店舗にお取り寄せ可能で、実車を自分の目で確かめることもできるため、お気軽にお問い合わせください。
品質を重視したサービス
中古車を購入する際に不安な点は、車両状態ではないでしょうか。ネクステージは、お客様が満足ゆくお買い物ができるよう、修復歴車や水没車などの粗悪な車両は取り扱っていません。
リーズナブルな価格設定を目指しているものの、不安やリスクを抱えたままでの車購入にならないよう全力を尽くすことをモットーとしています。全車で車両状態票を開示し、契約時および納車時には購入者と一緒に車両状態やキズチェックを実施するなど、納得のいく買い物ができるように配慮されています。
まとめ
高品質でコストパフォーマンスが良いカローラシリーズは、長年にわたり、時代の変化に合わせて進化し続けてきました。豊富な車種ラインアップが魅力です。カローラアクシオのように機能性・実用性を重視している車は、シンプルな内装に設計されています。
車の使用用途・ボディサイズ・内外装デザインなど、重視したい条件を明確にした上で自分に合う車を探してみましょう。ネクステージでは、豊富な品ぞろえの中から条件を絞った検索が簡単です。お気軽にお試しください。
【この記事の執筆者】
田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。